ナツメとサヤの巫女姉妹には、「同調」という性行為の快感を共有してしまう体質がある。

どちらかが快楽を感じれば、その場にいないもう一人の身にも…
【サヤ】「―私では、儀式以外の相手にはなりませんか? よ、夜伽の……お相手は、つとまりません……か?」

服を脱がすのももどかしく、抱き寄せて一気に貫いた。すでに達したあとの秘部は易々と肉棒を受け入れ、その代わり膣内できつく締め上げてくる。華奢な腰を引き寄せながら股間を押しつけ、やや力任せに挿入を深めてゆく。

【サヤ】「ふあぁぁ……っ! 中でっ、大きく……なってますぅ……我慢が……、くふっ、あぁあ!」

一段と締めつけてくる膣を、強く貫く。怒張しきったモノに、濡れたヒダ壁が絡みつき、腰を引くとズルズル引き出されてくる。剥き出しの欲望に、嫌がられたりはしないかと思ったが、サヤの声はどこまでも甘く、濃い喜悦の色がみえた。深く強く貫き、無理やり押し通っても、逃げようとするどころか尻を押しつけてくる。

【サヤ】「セイト……さまぁっ! 私、またっ……気をやって……しまいそうでっ、ふあぁあああ!」

【セイト】「――いいぞ。何度でも……イクといい。ちゃんと見ていてやるから」
【サヤ】「ンンンッ!! だめえぇ……きちゃう、きちゃうぅ……!! あ、あぁあああんッ……!!」
                            (中略)

【ナツメ】「――ううぅ〜……っ、あのバカセイトわぁ〜〜……」

一方、別室のナツメはと言うと。真っ赤な顔で畳に突っ伏し、ヒクヒク震える下腹部からこみ上げる強烈な快楽と闘っていた。血が繋がった巫女姉妹だからこその『同調』……姉、サヤの肉体が味わっている感覚が、すべて余すところ無く伝わってきているのだ。

【ナツメ】(やだ……ホントに、セイトのアレ……入れられてるみたい……)

(中略)
【サヤ】「嬉しい、です……こんなにたくさん、元気な子種をいただけて……んン!?」

絶頂の余韻にうっとりした声で、サヤは心底嬉しそうな呟きを漏らした。その、淫らがましくも可愛らしい表情に、はからずも愚息は勢いを取り戻す。精液を漏らす秘部に埋まったままの肉棒を、軽く揺する。ピクンッ、と媚肉が震え、膣口は早くもヒクヒクと反応しはじめた。

【セイト】「……もう一度相手を頼めるか。どうやら、一回では収まらんようだ」

【サヤ】「……は、はい。どうぞ……。何度でも、サヤを……お使い下さい……っ」

淫呪沈静の儀、ご紹介は今回をもって最後となります。
これらの内容は大部分を短縮した「要約版」です。
本編では何倍にも及ぶ濃厚さ、ボリュームのシーンがお待ちしております。
すべての女体・性儀を、心ゆくまでご堪能下さい。